19日~20日にかけてアルゼンチンのブエノスアイレスで 主要20カ国で開かれていたG20(財務相中央銀行総裁会議)が閉会した。
G20閉幕
主要20カ国で開かれるG20(財務相中央銀行総裁会議)が閉幕。アルゼンチンのブエノスアイレスで2018年3月19日~20日まで開催されていました。
現状の貿易問題等に関する議論が主であったが、今年、はじめて仮想通貨に関する議論があった。
仮想通貨の監視を継続
G20初日では
・仮想通貨が世界的な財政の安定性を損なうものではない
・仮想通貨市場の大きさはまだ世界のGDP比では1%未満で小さい
・技術的な発展を見守るべきである
として仮想通貨の規制を拒否するものであった。
そして、仮想通貨が金融安定に影響を及ぼすものとして、国際機関に対してリスク監視を続けることなどを要請した。
また、仮想通貨に対するマネーロンダリング(資金洗浄)等の対策を確実に進めることを指し示す取引等に関する「新基準」の設定を求める共同声明を出し、閉幕となった。
7月までに各国で統一した規制案を用意する事で合意したようだ。
2018年G20まとめ
「仮想通貨の現在の規模は小さい。しかし、将来は金融市場の安定に影響を及ぼす可能性がある。引き続き監視をして、7月までにマネロン対策等で規制案を用意する事で合意、閉幕した。」
今年のG20は金融市場に大きな影響を及ぼす貿易の話題等が主であり、仮想通貨の本格的な議論は先送りされることになった。
暗号通貨はお金のイノベージョン。歴史を共に見届けよう。