ベラルーシにて仮想通貨が2018年3月をめどに合法化される。
ベラルーシにて仮想通貨、ICO、スマートコントラクトが合法化へ
アレクサンダールカシェンコ大統領(ベラルーシの大統領)は、金曜日、「デジタル経済の発展」令が署名されたと発表した。同氏は、「この文書の主な目的は、グローバルIT企業がベラルーシに来て、代表的な事務所、開発センターを開き、世界で人気のある製品を作るという条件を作り出すことだ」と説明した。
この法令は、暗号化通貨、ICO、スマートコントラクトを合法化する。ロイター通信は、「ベラルーシは、「民間部門の成長を促進し、ソ連型経済の一部を自由化することによって外国投資を誘発するための手段の一部」であると反論し、「暗号化による取引を合法化した」と書いた。
この法令は、ベラルーシの取引所での通貨の交換を含む、初期のコインの提供と暗号化された取引を合法化、すべての取引は今後5年間(2023年まで)は免税となると記載されている。
以前からエストニアなどで仮想通貨を合法化する動きは出ているが、スマートコントラクトなど国家がここまでの規模で合法化するのは世界で最速とのこと。
正直な話、ベラルーシの国内情勢はそれほど良くない。今後、仮想通貨を取り入れることでベラルーシという国家がどのように進化、発展していくのか注目したい。
ベラルーシとは?
人口が約900万人の内陸国である。
ベラルーシで検索すると、関連ワードで「美人」と出るように美人が多い国である。
なお、ベラルーシでは、美人(モデル)は出国の事前審査が厳しい為、許可が出ることは、事実上ほとんどない美人の出国禁止状態になっている。不思議に思うかもしれないが、ベラルーシでは、モデルの人身売買が国家問題になっており、ベラルーシのプロモデル事務所は、国営のアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の管理下にある。
また、ヨーロッパでは、唯一、死刑制度を実施していることからベラルーシはヨーロッパ最後の独裁国家とも言われている。
外務省の海外安全ページによると、治安が良くない箇所もあるようだ。しかし、最近では観光などに力を入れ始めている。
のどかな場所もあり、物価が安い。例えば、マクドナルドのセットが400円くらいで購入できる。
もう少し治安が良くなれば仮想通貨界隈から移住者も増えるかもしれない。
人が集まり、経済が発展すればマレーシアのように、より治安も向上していくだろう。これからに期待したい。
暗号通貨はお金のイノベージョン。歴史を共に見届けよう。