ビットコイン長者であるロジャーバーが顧問を務めるICO「NAGA」がICOを先日から開始。すでに半数近くの資金を集めていると話題になっている。
※この記事はICOを推奨する記事ではない。
ロジャー顧問のNAGAがICOを開始!すでに半数近くの資金を調達済
現在、ロジャーバーが顧問を務めるICO「NAGA」は30%ボーナスが付くプレセール中だ。予定は以下の通り。
プレセール+ 30%ボーナス
11月20日20:00 CET - 27. 11月23:59 CET
メインセール
12月00:00 CET - 15. 12月23:59 CET
http://NAGA COIN (NGC) | Smart Cryptocurrency for gaming and trading
ビットコイン長者であるロジャーバーが顧問アドバイザーを務めているためか、勢いが凄い。最近でも彼の持っている25万BTCが放出されるというロジャー砲が噂になったが確実に市場に影響力を持つ人物になっている。
さて、肝心のICOの内容は、NAGA COINを導入することで、時代遅れの銀行セクターに革命を起こす使命を果たし、金融市場を透明化して変えたいという、かなりの挑戦的なICOとなっている。
ロジャーバーはこのICOの顧問ではあるが、「Naga」という名の通り、Nagaグループが主体のICOとなる。
Nagaグループとは?
近年、急激に伸びているドイツのフィンテックグループ。
NAGA GROUP AGは、フランクフルトのドイツ証券取引所に上場しているドイツのFinTech社。NAGAは2015年に設立され、発行価格の400%上で現在取引されている過去15年間で最も速いドイツのIPOを行った。
経営陣が所有し成長を志向した若いFinTechの会社で、120人以上のチームが参加している。毎年の収入は何百万ユーロ、取引量は数十億ユーロ、月額取引は数十万件に上る。
NAGAは、アセットマネジメントライセンスを含む様々なEU金融ライセンスを所有しており、トップリーガルセットアップで構築されている。NAGAの現在の時価総額は、200百万ユーロを超え、株価は約9-10ユーロ(10月17日現在)です。これは2017年7月の発行価格2,60ユーロと比較して約400%の増加となる。
SwipeStoxというサービスは、世界最大の革新的な株式取引ソーシャルネットワークであり、毎月数百万件の取引と数十億ユーロの取引量を誇っている。
・700以上の取引商品、24/5リアルタイム価格設定、国際的な顧客サポート、経験豊富なチーム
・ワンクリックでトップトレーダーのコピーを作成。
・洗練されたRobo-Advisorは人工知能によって駆動される「CYBO」インデックス群集データと市場データを呼び出した。
・iOS、Android、Webで利用可能。
またゲームに力を入れている会社でもある。
「インゲームアイテムの巨大な取引所を構築する予定」ということで、4Gamer(国内ゲーム雑誌)でもピックアップされていた。
会社自体は問題なさそうだが、問題はICOがうまくいくかどうか。
NagaICOページ
NAGA COIN (NGC) | Smart Cryptocurrency for gaming and trading
購入: 1NGCトークンが$ 1.00
総発行枚数: 400,000,000(4億) NGC
販売可能なトークン: 220,000,000 NGC
プレセール 20,000,000 NGC(20,000,000米ドル)
メインセール 200,000,000 NGC(200,000,000米ドル)
セールスボーナス: 事前販売中30%
購入できるFiat通貨: EUR、USD
購入できる暗号化の通貨: BTC、BCH、ETH、LTC、DASH
受入国籍: 米国、シンガポール、ベトナム社会主義共和国、中華人民共和国、アメリカの禁輸措置、制裁が実施されている国、すなわちイラン、北朝鮮、シリア、スーダン、キューバを除くすべての国籍。
日本人なら購入できる。受付仮想通貨は、ダッシュ、イーサ、ライトコイン、ビットコイン、ビットコインキャッシュで購入可能。
ロジャーさんが顧問というだけで短時間でこれだけ集めてしまうのは、ビットコイン長者の影響力も大きくなったと感じている。まるで、株式のパフェットやソロスのようである。
マカフィーコインも・・・
McAfee Coin ICO | McAfee Coin AG
マカフィーさんの名前のICOのコインまである。名前は、自分の名前の「マカフィーコイン」だ。2015年に米大統領選挙にも出馬公表したくらい野望が強く、とうとう自分のコインまで作ってしまったか、という印象である。
マカフィーコインを誰でも購入・・・とまではいかないようだ。登録が必要となる。
世界的セキュリティソフトの権威、マカフィー・アソシエイツ社(McAfee Associates)を創業したジョン・マカフィーは、今年の7月頃イーサリアムのマイニングを開始したことで、暗号通貨界隈のニュースで名を広めていった。しかし、最近では1BTC5500万発言など大胆な発言で注目を集めているマイナーでもある。
ひょっとしたら、将来、ジハン・ウーも新たな仮想通貨をつくると思っている。恐らく、彼がICOをしたら、仮に酷い内容でも資金が集まりそうなくらい今の仮想通貨市場で強い影響力がある。2018年もICO動向に彼らにも注目していきたいと思う。
暗号通貨はお金のイノベージョン。歴史を共に見届けよう。