中国の仮想通貨のICOが違法ということで全面禁止になった。
中国で仮想通貨によるICOが全面禁止
記事によると、中国では今年、65件のICOがあり、10万5000人から26億2000万元(3億9460万ドル)を調達したという。株式のIPOのような厳しい規制もなく、仮想通貨のICOは簡単に資金が集まり資金が逃げていく現状を快く思わないのは当然であろう。過去の取引についても調査も行なうとされており、何かしらの影響はあると思われる。
ビットコインのチャートを見ても黄緑色の中国がワンランク下の価格で推移している。
これによりビットコインの価格は急落した。とはいえ、日足チャートで見ると、まだまだ高い。日本では楽観的な印象はまだある。
以前も記事にしたが、韓国でもICOの規制の検討がされていた。中国の全面禁止をうけて、韓国がどう動くのかも注目だ。
また日本でも10月2日から注目のCOMSAのICOが開始される。
登録者はすでに10万人を越えているという巨大ICOになる。
ICOに参加する東証2部の(株)プレミアムウォーターホールディングスの株価はすでに3倍近くまで上がっている。ICOへの参加だけで株価は数倍、資金調達もできるという現代マジックが起こっている。今回のCOMSAの登録者を見ると恐らく多大な資金が調達できると思われる。
このような状態では、日本でも国によるICOの規制が入るのかもしれない。
暗号通貨はお金のイノベージョン。歴史を共に見届けよう。