ライトコインでついにライトニングネットワーク間の送金が試験的に成功した。
ライトコインとは?
ライトニングネットワークとは?
これを使うと性能が物凄く上昇する。例えば、
・小額支払いでもゼロに近い手数料、1satoshi(0.00000001BTC)単位
・高速送金
現在のビットコインの性能をはるかに凌ぐことが可能になる。具体的にどうなるのかと言うと10秒くらいで送金完了。手数料は0.00000001BTCになることも可能。詳しくは下記事で確認して欲しい。
ライトコインでライトニングネットワーク上の送金が試験的に成功!
First Litecoin MainNet Lightning Network payment channel open between @JackMallers and me. pic.twitter.com/i9HO86fZss
— Charlie Lee (@SatoshiLite) 2017年9月1日
ライトコインの生みの親であるチャーリー・リーさんのツイート。文章が英語なので翻訳で日本語にすると下のようになる。
要約すると、「ライトコインの実働してるネット(メインネット)で、ライトニングネットワークのペイメントチャンネルが開かれた」ということを述べている。ペイメントチャンネルが開かれたことでライトニングネットワークが可能になる。このチャンネルをマイクロペイメントチャンネルといい、取引の当事者の二者間で、ブロックチェーンを利用せずに、複数回の少額送金を行なうための技術のこと。
そして、試験的だが、ライトニングネットワークでの送金がライトコインで成功した。
ライトコインとビットコインは密接な関係がある。Segwit同様にライトコインがライトニングネットワークのテストに成功したことで、ビットコインでも現実的になるだろう。今後が楽しみである。
ライトコインの価格が上昇
coincheck tradeview | Coincheck
LTC/JPYの1時間チャート。ここ1週間でライトコインの価格が一気に上がった。結果的に1週間で2倍程度まで価格を上げたことになる。
2017年9月3日段階でライトコインの時価総額は5位。ライトコインの発行枚数はビットコインの約3.19倍あるが、時価総額はビットコインの5.6%程度しかない。非常に割安感がある。
安いのは、ビットコインとは違い、ライトコインの実用性がないことだろう。ビットコインのようにライトコインが使える店はない。ライトコインの使える店など用途が増えていけば、楽しみな通貨になりそうだ。
ライトコインは、基本的にほとんどビットコインと一緒。プロコトル(順序・手順)やソースコード(プログラムのこと)等を共有している。つまり、これはビットコインが使えるサービスならライトコインも使えることが容易ということになる。
また、アトミックスワップという取引所などの第3者を使わずにビットコインとライトコインを交換できる仕組みが動きはじめているという噂もあり、今後に期待したい仮想通貨である。
暗号通貨はお金のイノベージョン。歴史を共に見届けよう。