最近、ビットコインが堅調なこともあり、これから仮想通貨を購入してみよう!取引をしてみよう!という人が増えたと思う。そこで、これから仮想通貨を始める人に向けた記事を書いてみたいと思う。良かったら見ていって欲しい。
金融庁に認められた取引所を選ぶ
ビットコインなどを売買する際には、国(金融庁)で認められた取引所を選ぼう。
ただし、現在は上記事で書いたが、2017年10月頃の正式決定までは、国が認めた仮想通貨の取引所は一つもない。2017年10月頃以降は、必ず下の金融庁のリストに載っている会社の仮想通貨取引所を使ってほしい。
仮想通貨交換業者登録一覧リスト
「http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf」
金融庁HP
「http://www.fsa.go.jp/」
また、直接、金融庁に電話して聞くのも有効。
手っ取り早いのは金融庁に電話して「●●取引所のある●●社は、仮想通貨交換業者登録一覧リストにのっていますか?」などと、直接、問い合わせて聞く方が早い。
なお、海外の仮想通貨取引所は日本より進んでいる取引所が多く、手数料が安かったり、豊富な種類の通貨を扱っている取引所もあり、魅力的だ。しかし、英語のやり取りであり、国外なので何かあっても完全に自己責任となる。もし取引したいのであれば、できるだけ取引量の多い大きな取引所を選んだほうが良い。取引所の選び方は下記事。
仮想通貨の1日の値幅は大きい事が多い
株式とは違い、年中無休の24時間、ストップ高もストップ安もない。そして、仮想通貨全体で時価総額14兆程度(トヨタの75%くらい)である。また、会社の売上げなど基準になるものが少なく、ニュースで価格が動きやすい。ゆえに、1日に30パーセント以上動くこともあった。そのうち慣れると思うが、最初の頃は、値動きに驚くと思う。下記事で仮想通貨あるあるをまとめたので、良かったら見てほしい。
余剰金(小額)から始めてみる
上のグラフはビットコインの価格推移。約1年半前から見ると7倍以上。しかし、仮想通貨も必ず儲かることはない。株と違いストップ高、ストップ安もなく24時間動いており、1日に33%以上下落することもある。また、通貨によっては何年も上がっていないものもある。したがってリスクがあることは頭の中に入れておこう。
個人的な意見だが、最初は宝くじを買ったつもりで、あなたにとって小額の余剰金で始められるのを推奨する。そして得られた利益で再び通貨を購入した方が、完全なあぶく銭になりますので、とても気楽。額は小額でも気にする必要がない。誰もが最初は小額から始めている。あの世界一の投資家のパフェットでも15000円程度から始まった。
ビットコインを使った詐欺に注意
上記事のように、投資で年利700%などのビットコインを使ったビットコイン投資詐欺等が多発している。記事によると、日利だと2%。ビットコインのチャートを見るとわかるが、これだけあがっても大きく下落する時はあるわけで、確実に日利2%は不可能。 必ずマイナスの日がある。良い時ならあるかもしれないが、安定して日利2%など長く続くわけがない。通常では考えられないことだが、ビットコインなどを仮想通貨で利益がでると、もっと稼いでやろうと正常な判断ができなくなりがちだ。
稼いだお金を「必ず儲かる」「日利○%」「ここだけの話」などという案件に安易に投資しないよう注意して欲しい。個人的には、SNSを使いLINEやセミナーに誘導したり、MLM方式は非常に危ない。そんなことをしなくても取引所で仮想通貨を買えばよい。
仮想通貨で大きな利益を出すと、気分がよくなり、正常な判断ができず、怪しい詐欺の投資話も仮想通貨のように、儲かるかもと話にのってしまう場合がある。くれぐれも注意して欲しい。
信用取引に注意
信用取引には、ロスカットというものがある。説明は下記事を見て欲しいのだが、実はこれがあるため、なれないうちの仮想通貨の信用取引は非常に危険。
Ethereum Flash Crash As It Happened | GDAX $ETHUSD #cryptotrading $ethbtc pic.twitter.com/12qsZfJadK
— Gonçalo C. Botelho (@G10Link) 2017年6月23日
仮想通貨はまだ市場が小さいため、大きい額が入るとロスカット連鎖がおき、上のツイートのように一瞬ですさまじい価格まで下がり、元に戻るときがある。こういう場合は強制ロスカットになり、大損することがある。従って、個人的には信用取引をおすすめしない。そして、このような被害にあっても補填(ほてん・何らかの損失が発生したとき、ほかの手段で「穴埋め」を行うこと。 )が確実にあるとは限らない。信用取引は、仮想通貨市場では、予想もできずに大きな損失をリスクがあるので注意して欲しい。
仮想通貨で利益が出た際の注意点
現在だけかもしれないが、仮想通貨を扱っていると1日でびっくりするような利益がでることがある。(逆もある。)仮想通貨の界隈で「億り人」という言葉(スラング)があるように、原資が数百万ほどで億万長者になっている方も日本でも出てきた。
この状態を上記事のような宝くじが当たった状態だと思っている。この利益は、宝くじのように購入してから本人はほぼ何もしないで得た利益である。また仮想通貨は永遠に上がるとは限らないので、もし生活レベルを上げてしまうと宝くじの高額当選した人、同様の人生が待っている可能性もある。
お金の使い方にとやかく言うつもりはないが、今のこの状態が続くとは限らないと理解して欲しい。
情報について
現在、仮想通貨は様々な種類の通貨があり1600種類以上と言われている。ゆえに自分の所持している通貨を上げようとついついポジショントークになりがち。
ツイッターなどできれば同じ人の意見を見続けるのは、基本的に避けたほうが良い。考え方が染まり、思考しなくなる。
人は未来を読めない。あのノストラダムスでも1999年に地球滅亡するという予言は外れている。100%当たることはない。したがって参考程度に留めておくのが良い。
ただ、情報を得るにはチームで情報共有をするのはありだと思う。仮想通貨は株などと違って業績などが出ない。ゆえに、ニュースで大きく動く時が多い。よってチームの方が情報共有には良いと思う。人と組むことで給料だと人数割になるかもしれないが、何人いても全員が増えた分の恩恵をうけられるのが仮想通貨の良い所。
すぐに思いついたものだけ書いた。
第2弾もあるかもしれないが、今日はここまでにしたい。
暗号通貨はお金のイノベージョン。歴史を共に見届けよう。