8月1日にビットコインから分岐される可能性が高いビットキャッシュ(BCC)。このビットキャッシュは、所持しているビットコインと同枚数だけ配布される。そこで、今日は、このビットキャッシュがどの取引所で配布されているのかを調べてみた。
※ビットキャッシュ(BCC)は、分岐の可能性が高いだけで100%分岐されるわけではない。しかし、ついにカウントダウンサイトも登場した。ビットコインキャッシュ(BCC)のカウントダウンサイトはこちら↓。
- コインチェックでビットキャッシュ(BCC)配布されるかは確実ではない
- ビットコインキャッシュ(BCC)配布予定の取引所
- ビットコインキャッシュ(BCC)が配布されるかもしれない取引所
- ビットキャッシュ(BCC)を配布しない取引所もある
- ビットコイン上昇中だが、8月1日の分離後に注意
コインチェックでビットキャッシュ(BCC)配布されるかは確実ではない
コインチェックさんのBCC配布されると一部のサイトで記載されていた。しかし、結論から言うと、配布される可能性は高いものの確実ではない。
コインチェックの上のブログ記事によると、
Bitcoin Cashの取り扱いについては弊社にて状況を判断後、対応を検討いたします。取り扱いの対応を行う場合、以下の条件に当てはまる方には分岐日時において保有しているビットコインと同量のBitcoin Cashを付与いたします。
と、記載されている。あくまでも対応を行なう場合は、同数のBCCが配布されるとあるが、対応を検討後、対応を行なわない場合もあるとも言える。従って、仮にコインチェックからBCCが配布されなくても何もいえないだろう。置いておくのは構わないが、注意して欲しい。
以下、主な取引所のビットキャッシュ配布予定の取引所について記載する。2017年7月28日10:00頃の内容であり、変更される可能性もある。リンク先は、各取引所のBCC配布について記載されている。
ビットコインキャッシュ(BCC)配布予定の取引所
各取引所ともビットコインキャッシュ(BCC)配布は行なうと記載されているものの、取引を行なうかは未定。
・BitFlyer
https://bitflyer.jp/pub/announcement-regarding-august-fork-ja-2.pdf?top_link
・Zaif
・Bitbank
弊社専属アナリスト独眼流がBCCの相場について予想を述べています!!https://t.co/KqUs7UkYEM ではBCC/BTC BCC/JPYの扱いを予定しております。#BCC https://t.co/Ze5qJEsnXp
— ビットバンク- bitbank,Inc (@bitbank_inc) 2017年7月26日
このようなツイートがされているが、記事を読むと、 開始日時:BCCの分岐状況によるため、8月3日(木)に改めてお知らせ致します。と記載されている。
・BTCBOX
https://www.btcbox.co.jp/gonggao/263.html
またコインが分裂した場合の取り扱いについて
ハードフォークにより発生したコインはお客様に帰属いたします。その割当数量はお客様の保有するビットコインに対して1:1の割合でございます。また、ハードフォークにより発生したコインは当取引所内で取引を行う予定でございます。
・みんなのBitcoin
分岐が行われた場合、分岐前に弊社でビットコインを保有されていたお客様には分岐により生じたコインを付与いたします。尚、弊社は分岐時に発生する可能性のあるリプレイアタックに向けた対策を行いますので、お客様の資産は安全に保管されます。
・GMO-Z.comコイン
8月1日にはハードフォークによる分岐の可能性があり、その際にもビットコインの受け入れ及び引出の受付を停止する対応をとらせていただく場合がございますので、ご留意のほど宜しくお願い申し上げます。
と記載されており、はっきりしていない。以後、BCCに関するメールや記載などはない。
追記:7月28日14:30頃、ようやく取扱いのメールが来たので移動。公式ページもそのうちBCCを取扱うと更新されると思われる。何度も告知を変更すると混乱を起こすためかもしれないが、GMOとは思えないくらい発表が遅かった。
ビットコインキャッシュ(BCC)が配布されるかもしれない取引所
・coincheck
上の方で記載したように、取り扱いの対応を行なう場合にBCC配布とある。確実とは言えない。
・QUOINE
【ビットコイン分岐(フォーク)に関する当社の見解について】
— QUOINE (@QUOINE_Japan) 2017年7月19日
近く行われる可能性の高いビットコイン分岐(フォーク)に関する弊社の見解につきまして、お客様から多数お問い合わせを頂戴しておりますので、弊社の見解につき申し上げます。... https://t.co/ILIVqubog5
加盟団体である日本仮想通貨事業者協会のページに飛ぶようになっており、QUOINE自体の発表は見られない。
ビットキャッシュ(BCC)を配布しない取引所もある
海外取引所Bitrefillでは、BCCを配布せずに全部売って得たBTCを顧客に配布するという海外のいくつかの取引所はあくまでもBCCを取り扱わない姿勢を崩さずわかりやすい。
CoinbaseやBitstampなどの大手海外取引所で扱わないという取引所もあります。BCCが欲しければ資金を移してくれという強気の姿勢だ。これらの取引所が分裂したBCCを市場で大量売りをするのであれば、BCCが先物のような価値がつくかどうかもわからない。どうなるかが見ものだ。
ビットコイン上昇中だが、8月1日の分離後に注意
BCC配布時期が近づいていることから、週末にも関わらず、ビットコインが上昇、ついに1BTCは30万を越えた。コインチェックにあるアルトコインはNEM以外は下げ傾向にある。以前述べたように下がっても1ビットコイン28万という予想は当たったことになる。このままビットコインがあげ続けるのか注目したいところ。
https://www.viabtc.com/quot/realtime?currency=cny&dest=bcc&chart=simple
BCCは先物ですが、4万強。
僕も7月22日にイーサから一時的にビットコインに戻した。恐らく、このようにBCC欲しさに一時的にアルトからビットコインに戻している人が多いと予想できる。
こう上がってくるとビットコインが欲しくなるが、BCC配布後にアルトコイン買戻しのため、ビットコイン大量売りも考えられる。ビットコインを所持してないものは、今飛びつくと痛い目にあう可能性がある。
↑グラフはETH/BTCの4時間足。つまり、イーサリアム(ETH)の価値がビットコイン比べて良くなれば上にいく。最近はハッキング等も重なり、ピーク時の半分以下まで対ビットコインの価値は下がっている。
8月1日以降の注目はこのイーサリアム(ETH)。このところイーサリアム(ETH)がハッキングされる事件が多発している。僕の知っている限り、2017年7月で4回のETHハッキング被害を確認している。こうした事件の影響もあるので下げているが、逆をかえすと、ハッカーもリスクを犯してまでもETHが欲しいわけで、それだけ将来性がある仮想通貨ともいえる。タイミングを見計らって買戻しをしたい。悪くとも0.5ETH/BTC付近で止まると予想。
これからのビットコインの上昇も楽しみであり、現在はこのビットコインに大きな影響をうけ下落しているが、アルトコインの上昇も楽しみである。
暗号通貨はお金のイノベージョン。歴史を共に見届けよう。