暗号通貨の取引所であるSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社が2016年11月1日に設立されていたが、一体、いつからサービスが開始されるのかは公表されていなかった。
仮想通貨の交換および取引サービスを提供するSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社設立のお知らせ(SBIホールディングス)|ニュースリリース|SBIホールディングス
IRカレンダー|SBIホールディングスを確認したところ、6月29日に定時株主総会、経営近状報告会があり、ここでいつサービスが開始されるかが発表される可能性が高い。
SBIグループは有数の金融証券グループである。FXのSBI FXトレード、オンライン総合証券のSBI証券、銀行業の住信SBIネット銀行、損害保険業のSBI損害保険などの50程の会社が名を連ねている。
その中で暗号通貨と関連が強いのが、SBI FXトレードとSBIトレードである。SBI証券は約320万以上の口座が存在し、SBI FXトレードは約15万以上の口座を抱えている。この中から間違いなく一定層のトレーダー・投資家が参入してくるのは間違いない。
日本の個人資産が1700兆という中で、金融市場を支えている彼らの莫大な資金を暗号通貨に投じることで、暗号通貨の未来がより明るくなるだろう。
#仮想通貨 を取り巻く事業環境は整備されてきている状況です。このような環境変化を背景とし、当社は #投資家 の多様なニーズに応え、新しい価値資産の運用機会を提供するべく、仮想通貨の取引所運営事業に参入することとしました。#SBIバーチャル・カレンシーズ #ニュース
— 北尾吉孝 (@yoshitaka_kitao) 2016年10月27日
SBIホールディングス株式会社代表取締役執行役員社長、北尾氏の発言にも注目だ。
なお、SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社のHPはまだそれほど出来上がっていない。サービス開始は先の話になるかもしれないが、6月29日には注目したい。
【SBIバーチャル・カレンシーズの概要】
商号 | SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社 |
所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 |
事業内容 | 仮想通貨の交換・取引サービス、システムの提供 |
設立年月日 | 2016年11月1日(予定) |
資本金 | 3億円(資本準備金を含む) |
代表者 | 北尾 吉孝、齋藤 亮 |
仮想通貨の交換および取引サービスを提供するSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社設立のお知らせ(SBIホールディングス)|ニュースリリース|SBIホールディングス
なお、SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社の取引所では暗号通貨のRipple(リップル・XRP)を取り扱うことは間違いない。それは、Ripple社の公式ページ(Buy XRP | Ripple)でも記載されている。あくまでも取り扱い予定であるが。
暗号通貨はお金のイノベージョン。歴史を共に見届けよう。