仮想通貨法案が今年2017年4月に可決し、国に認められ始めた暗号通貨。これは始まりであり、序章にすぎない。最近、「ビットコインってどうやって買うの?」などと質問があるので売買ができる取引所を紹介しようと思う。
本日は、ビットコイン等の暗号通貨を買うための取引所、コインチェックで仮想通貨(以下、暗号通貨)を買うまでの手順を図解で説明したい。
- コインチェックに登録をする
- 暗号通貨を購入するために本人確認をしよう
- 入金してビットコインを買えるようにしよう!
- ビットコインを買う前に知っておきたいこと
- ビットコインをコインチェックで購入する
- ビットコインをコインチェックで売却する
コインチェックに登録をする
ビットコインの取引をするために暗号通貨の取引所のコインチェックへ
すると、次のようなユーザー登録画面が出てくる。
登録は2種類ある。
Facebookで登録する場合
Facebookアカウントを持っているならば、「Facebookで10秒で登録」を押すとアカウントが10秒で作成されすぐに取引可能になる。ただし、この状態では5万円までの取引が限界であり、日本円の入出金になると本人確認が必要となる。
したがって、漫画のキャラ等の架空のアカウントではなく、本人のFacebookのアカウントで作成しよう。本人のFacebookのアカウントを使いたくないのであればメールの方が良い。
「Facebookで10秒で登録」ボタンを押した後、画面が変わり上画像の表示がされればアカウントの登録は完了。
メールアドレスで登録する場合
Facebookの本人のアカウントを使わないなら、メールアドレスからの登録になる。画像の赤枠の中にメールアドレスとパスワードを入力して「アカウント作成」を押す。
「アカウント作成」を押した後、確認のメールが入力したメールアドレスに届く。メール内にあるURLをクリックしよう。
コインチェックから届いたメール内にあるURLをクリックすると画面が変わり、上画像の表示がされればアカウントの登録は完了。
暗号通貨を購入するために本人確認をしよう
日本円の入金を行なうには「本人確認」と「電話番号認証」が必要になる。
電話番号(SMS)認証、及び 本人確認資料承認後、以下の機能が利用可能。
- 日本円/USDの入金
- 仮想通貨の入金
- 仮想通貨の売買
- 信用取引等
まずは本人確認の設定。トップページの設定ボタンを押す。
↑設定画面。「電話番号(SMS)認証」と「本人確認」をしてみよう。
電話番号(SMS)認証
メニューにある「電話番号認証」をクリック。「電話番号」の欄を記載して、「SMSを送信する。」をク選択する(上図)。
テキストメッセージが送られてくるので、スマホなどで電話番号を登録した方が良い。スマホなどがなければ、「SMSを受信できない方はこちら」と記載されているので、クリックしよう。
その後メールで6桁の「認証コード」が送られてくる。この6桁の番号を「送信された認証コード」内に入力、「認証する」のボタンを押すと、電話番号認証は完了。
本人確認
続いて本人確認を行なう。
住所等の入力
まずは画面に従って「名前」「性別」「生年月日」「住所」等を記載。身分証明書と同じ情報(名前、住所等)を入力する必要がある。適当な情報を入力してはダメ、
本人確認書類
本人確認書類で使用可能な書類は以下のいずれか。
・パスポート(顔写真のあるページと住所のページを提出)
・在留カード(裏面も提出)
・特別永住者証明書(裏面も提出)
・運転免許証(裏面も提出)
・運転経歴証明書(裏面も提出。交付年月日が平成24年4月1日以降のもの限定)
・住民基本台帳カード(裏面も提出)
・マイナンバーカード(裏面の画像はアップロードしない)
IDセルフィー(提出書類とご本人が一緒に写っている写真)
以下の写真のように、提出した書類の顔写真が写っているものと、本人が一緒に写っている写真を提出する。
また、法人の方は以下の書類全ての提出が必要。
・法人名義の口座通帳の表紙の写し
・発行から6ヶ月以内の登記簿謄本等の写し
・取引担当者のIDセルフィー
・取引担当者の身分証の表面と裏面
※個人番号カードの裏面は不要。
※パスポートは顔写真のあるページと住所のページを提出。
※提出可能な身分証明書は個人の場合と同様。
法人の場合、法人の所在地と、取引担当者様の住所へ2通郵送でハガキが郵送される。双方の受取による本人確認が必要。
本人確認に必要な提出書類について | coincheck よくある質問より
身分証明書をアップできたら、「本人確認書類を提出する」をクリック。
住所確認のハガキの到着を待つ
本人確認書類の確認が完了するまで1~2営業日を待つ必要がある。待っている間はビットコインなどの暗号通貨に対する勉強をしておくと後で役に立つ。
↑状況は本人確認から確認できる。上図のようになっていれば日本円の入金などをはじめ、全ての機能を利用することができる。
さて、いよいよコインチェックでビットコインを購入することになる。
手数料について
・・・と、その前に手数料について記載しよう。
上の表は、コインチェックでの入金手数料。2017年6月現在のもの。手数料は随時変更される可能性があるので、入金時はコインチェックのサイトで手数料を確認して振り込むようにして欲しい。
入金してビットコインを買えるようにしよう!
では、ビットコインを買うためにコインチェックに日本円を入金をしよう。ビットコインなどの暗号通過を買うには、まずは指定口座に振り込む銀行からの口座振込みやコンビニ等で取引所にお金を入金する必要がある。入金した分だけビットコイン等の暗号通貨を購入することができる。
銀行振込で入金
コインチェック指定の口座に日本円を入金することでビットコインが購入できる。
ウォレット→ 日本円/USドルを入金するを選択。
この画面ではUSドル(アメリカのお金、ドル)入金なども可能。銀行振込の場合は「日本円を入金」となっている。「日本円を入金」を選択しよう。
さて、指定口座に入金した分だけ暗号通貨を買うことができる。振込人名義は「あなたのユーザーID あなたのお名前」に変更して入金しなければならない。(重要)例をあげると、「999999 コイン太郎」のような感じになる。もしも、間違えてIDを入力せず振り込んだ場合は、日本円入金のお問い合わせから入金の情報を送信。
その後、しばらくすると入金が確認できる。たまに入金が遅れることもあり、1日前後かかる時もある。詳細は、下記関連記事を参照。
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USドルで入金する
ドルでの入金は、ドル口座に入金するための口座になる。もしドル口座で取引するのであればこちらから入金。注意点としては、手数料が「25USD」つまり、今の価格だと2500円強かかり割高。
コンビニで入金
詳細は下記のリンク先のページをご覧下さい。2017年6月、利用可能なコンビニエンスストアはローソン・ミニストップ・セイコーマート・ファミリーマートです。
特徴としては3000円以上の入金になります。それ以下の入金はできません。
ビットコインを今から始めるなら断然ココ!https://t.co/BCyiMuvqfm coincheckコンビニ入金ができる!!
— お菓子大好き(ღˇᴗˇ)。o♡ (@dream0415lucky) 2017年1月30日
手数料は高いが、すぐに入金されるのがコンビニ支払いの魅力。どうしてもすぐに欲しい通貨があればコンビニ入金がおすすめである。
クイック入金
文字通り急いで入金したい時に使用します。入金は優先的になり、はやくなりますが、その分、手数料は高くなります。また可能な銀行も限られています。クイック入金も3000円以上の入金になります。
ビットコインを買う前に知っておきたいこと
ビットコインは取引所で買おう!コインチェックなどのビットコインの取引ができる所では、販売所と取引所というものがある。販売所はコインチェックなどがお店で売っている感覚で手数料がかかる。一方、取引所はユーザー間で売買を行なうので手数料が低く、コインチェックでは手数料がかからないので安い(2017年6月段階)。
何を言いたいのかというと、ビットコインは取引所で買ったほうが、販売所で買うよりも安い。コインチェック以外でも取引所が基本的に安い。これは売却時にもいえる事で取引所で売ったほうが販売所で売るよりもお得。
ビットコインは取引所で取り引きするということを頭に覚えておこう。販売所は緊急時のみという考えで良いと思う。販売所と取引所で同じものを購入しても、価格が明らかに違うので、今日の1番大事な項目かもしれない。
2017年6月現在、ビットコインはこの画面で買ってはいけない!ただし、ビットコイン以外の他の通貨は取引所がないので、ここで買うしかない。現在のレートよりも手数料がかかる。種類が豊富でチャートが見やすくわかりやすいのだが、この手数料はのちのち重荷になるので、ビットコイン以外の短期売買はコインチェックでは向かない。
ビットコインをコインチェックで購入する
では、コインチェックの取引所を使って購入してみよう。なお、2017年6月9日の段階では、スマホアプリでは指値注文がないので、PCで購入したい。
メニュー画面にある「取引所」を選択しよう。
ビットコインを買いたいときは状態は上のように緑色になっていればOK。
レート:ビットコインを購入したい価格を入力する。
注文量:購入したいビットコインの枚数を入力する。0.005以上。
概算:レート×注文量の合計がでる。つまり、これだけ購入するのにかかる。
以上でよければ「注文する」を押すと注文できる。あとはビットコインがあなたの設定したレートまでに達すれば購入できる。
例として、3円で2000ビットコインを注文してみた。現在、1ビットコインが30万以上なので、まずありえない数値である。基本的にレートは低くして安く購入した方が良い。ビットコインは変動が激しいので、滅多に観られないが一気に現在の価格の3割落ちた時もある。
さて「1ビットコイン3円で2000ビットコイン買いますよー」という注文をしたものの、当然成立しない。その場合は下にある「未規定の注文→キャンセル」でキャンセルができる。
ビットコインをコインチェックで売却する
基本的に買いの場合と同じだが、売却する時は売りのボタンを押してから売却しよう。上図のように赤とピンクでの色表示になる。売りと買いを間違えないように注意しよう。なお、僕は初期の頃、間違えたことがある。
暗号通貨はお金のイノベージョン。歴史を共に見届けよう。