8月上旬にビットコインのSegwitがロックインされ、凄まじい勢いで上昇、50万付近で下落し、1度落ち着いたものの、この10日でなんと20万ほど上昇したことになる。
1ヶ月弱で2.5倍、10日で20万上がったビットコイン(2017年8月中旬)
2017年8月15日21:00頃のBTC/JPYチャート。日本の取引量が45%を超え、戦争の地学的リスクとも言われていたが、出来高を見ると日本のFX市場が引っ張っていた。
上は8月15日頃のチャート。それにしても、ここ1ヶ月のビットコインの伸びは凄まじかった。1ヶ月弱で価値は2.5倍、10日で20万上げている。先日、50万をタッチする直前でようやく調整のような下げがきた。その時の下落の様子。折れ線グラフのオレンジ色が日本だが、他国に比べると良く動いているのがわかる。
ゴールドマンサックスが下落の警戒記事を発表
ゴールドマンサックスから下落の警告ともいえる記事が出ていた。
上記事を要約すると、
投資銀行Goldman Sachsのアナリストは昨日、ビットコインの価格は4,800ドルと高くなる可能性があるとコメントしました。
Business Insiderは、日曜日に配布されたクライアントノートで、チーフ技術者のSheba Jafariは、ビットコインの価格は、先月末に設定した約3,600ドルの目標に近づいていたことを考えると、同じ日、ビットコインの価格は初めて4,000ドルを超えました。
そのマイルストーンヒットで、価格は4,827ドルに上昇する可能性があるとJafariは予測している。しかし彼女は、市場が訂正して3,000ドルを下回る価格を下回るように警告するようになった。
Jafari氏のコメントは、ビットコインの価格が4,300ドルを超えて取引されていることから来ている。
プレス時には、ビットコインの価格はおよそ4,328ドルで、昨日より5%以上上昇しています。ゴールドマンは、予測を超えて、顧客から見た金額が市場に移行しているという顧客基盤についてアドバイスしています。
「クリプトカルトへの投資のメリットを信じているかどうか(あなたが誰であるかを知っているかどうかにかかわらず、実質ドルはここで働いており、監視することを保証している」と同社アナリストのグループは先週書いている。
※グーグル翻訳のため、翻訳が微妙なのは注意して欲しい。
注目点は「市場が訂正して3,000ドルを下回る価格を下回るように警告するようになった。」と記載されている点。つまり、日本円にすると1btcが33万円以下まで下がる可能性もあると言っている。
ゴールドマンサックスのJafariといえば、最近のビットコイン相場の予想が大当たりしていました。仮に再び彼女の予想通り、1btcが33万円まで落ちたとしても10日ほど前より高い値であり、何も不思議ではない。
出典:https://www.gaitameonline.com/academy_chart13.jsp
ゴールドマンの予想だと上昇第5波が終わり、いまから下落1~3波が始まるということになる。
上グラフの横の白線がその33万ライン。現在、1btcが45万円強となり、価格は落ちているが、ボリンジャーバンドのはるか上を抜けており、下がる可能性は高い。個人的には、どれだけ下がっても、以前、何度も上へのトライした33万以下には流石にならないとは思う。
今回、特に悪いニュースもないので、調整として下がり戻ると思うので、現物であれば所持し続けて問題ないだろう。またゴールドマンの予想は、株式ではよく外れることもあり、参考程度にしておくと良い。
もっとも現物を所持していても下がるのを見るのは気分が悪い。できれば下がって欲しくないのが本音である。
仮想通貨時価総額ランキング(2017年8月16日)
仮想通貨の時価総額ランキングを久々に見てみたところ、勢力図が変わりつつある。
現状の仮想通貨の時価総額ランキングはこちら(2017年8月16日現在)
1、 Bitcoin
2、Ethereum
3、Ripple
4、 Bitcoin Cash
5、 IOTA
6、 NEO
7、 Litecoin
8、 NEM
9、 Dash
10、 Ethereum Classic
4~6位は比較的新しい通貨ですね。
4位はビットコインと分岐したビットコインキャッシュ、最近ではマイニング報酬もよくなってきたようで、値も安定してきました。
5位はIOTA。過去に上場してからたった2日で時価総額ランキング6位になった新興通貨である。しばらく下落を続けていたが、再び復活したようだ。
6位はNEO。中国版イーサリアムといわれており、いま話題になっている通貨である。Antsharesから改名して、アリババやマイクロソフトなどと提携してから注目を集めている。8月くらいから急激に上がり始めた通貨でいま最も勢いがある。個人的には、短期でこれだけあがったものにいまから手を出すのはリスクがある。調整待ちで3~5割ほど下がってから購入した方が良い。
他には、Qtum、OmiseGoも上位に食い込んでおり、新興仮想通貨がランクインするようになってきた。新興通貨が台頭してきており、発掘できれば後発組も恩恵を受けることができる。これからもますます楽しみな仮想通貨市場である。
暗号通貨はお金のイノベージョン。歴史を共に見届けよう。